ビジネスは確率!起業初期は成功の確率が高いことをするべし

セールス

ビジネスは確率です。
確率が低いことを行っていると、資金、労力ともに保ちません。

起業初期は上手くいかないことも多いのは当然ですが、それでも売上がないと続けることができません。
そこで、起業初期こと、確率を重視して上手くいく可能性が高いことを行い売上につなげていくべきです。

では、どのようにして確率を上げるのかを解説しておきます。

 

ビジネスで成功するためには確率の高いことをせよ

1:自分のキャリア、経験を活かしてビジネスをする

今まで会社員として働いていたなら、その経験は必ず使いましょう。
当然ではありますが、起業の相談でも以下のような話はよく聞きます。

「私は普通の会社員でしたので、語れるような実績や経験はありません」
「私は何も特殊な力を持っていないので、これから勉強します」

 

勉強をすることは悪いことではありません。日々インプットしては、アウトプットを繰り返して新しい知識を覚えていくことは大切です。

しかし、今までの経験をすべて無しにする必要はありません。必ず利用しましょう。

例えば、前職で飲食店の店長をしていた場合、その経験は十分に活かせます。
「店長の経験なんて大したことがない」と謙虚に話す人が多いのですが、細かく経験を棚卸しすれば、ビジネスで活かす要素は沢山でてきます。

  • 店舗の運営、管理
  • スタッフの面接、管理、教育などの人事活動
  • 接客、クレーム対応などの
  • 集客(web集客、看板、フリーペーパー、ローカル雑誌等)
  • リピート対策(ポイントカード、会員カード、DM、LINE@)
  • メニューの作成
  • 地域のイベントの共催

簡単に書き出しただけですが、これをもっと細かくしていくと、数年の会社員生活で、沢山の事を学び、実践してきたと言えるでしょう。

中でも、やっていて好きだった事、評価された事、嫌いだった事、失敗した事、乗り越えた事。
これらを追求していく事で、自分の強みや弱みが見えてきます。

もし、集客が得意で成功した事例や、改善した経験を持っているなら、集客関連でのアドバイスができる可能性があります。既に経験済みの事ですので、ゼロからのスタートではありません。実績を打ち出すことで、反応を得ることができます。

反応があった見込客に対しても、自分の経験や実績からアドバイスをすることができるため、クライアントを獲得できる確率が高いと言えるでしょう。

 

一方、店長の経験を使わず、起業してビジネスをスタートさせていたら、ゼロからのスタートになり、集客も難しく、クライアントの獲得までかなりの時間と労力を要する事になります。

例えば、まったく経験がないネット物販で起業してしまうと、成功の確率は低いと言えます。
過去の経験を活かす事で、それまで培った能力を発揮することができるため、成功の可能性は高いのです。早く成果を得るためにも過去の経験を活かし確率の高い事を行いましょう。

 

2:1or2テップで結果が出ることを行う

成功の確率を上げるには、できるだけ1ステップか2ステップで成果が出るようにビジネスを組みましょう。

例えば、コンサルビジネスでクライアントを獲得するまでに5ステップも必要だとします。

1ステップ目:ブログを構築する
2ステップ目:メルマガ読者を集め発信する
3ステップ目:セミナーをする
4ステップ目:個別セッションをする
5ステップ目:セールスをする

これでは、見込客が5ステップ目までにたどり着く確率はとても低いでしょう。
各ステップに移行する見込客が40%だったとすると、40%×40%×40%×40%=2.56%となります。

また1ステップ目のハードルが高く、そこをクリアする可能性が低い場合は、セールスまでたどりつくことができません。起業塾などでは、成果を出すまでのステップが長いケースがよくあり、その途中で断念したり、成果を出すまでたどり着かないこともあります。これは、ステップが多いがために成果を出す可能性を低くしていると言えます。

 

セールスするまでのステップを短くする事で、多くの人にアプローチができます。起業初期は1か2ステップでアプローチするべきです。

1ステップ目:セミナーや交流会で知り合う(セールスをする)
2ステップ目:個別セッションをする(セールスをする)

 

先ほどの5ステップまでたどり着く可能性の低さを考えると、多くの人にアプローチをかけることができます。
広告などをかけて、大量に集客ができない起業初期は、できるだけクライアント獲得までのステップを少なくしてセールスをすることで、早く成果を出すことができます。

 

確率の高いことにフォーカスして行動する

起業初期こそ、何をすべきかと言えば確率が高いことです。
そして、それにフォーカスすることで、早く成果を出すことができます。

やらなければならない事が多く、何から手を付けるか悩む場合は、成果がでる確率が高いことに注力して取り組むと早く成果を得る事ができるでしょう。

 

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