値上げはするな!売上を上げるなら単価アップをするべし!

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売上を上げるためには、単価を上げれば良いとこのブログでもお伝えしていますが、勘違いはしないで下さい。
決して、値上げを推奨している訳ではありません。

確かに、どちらを行っても売上は上がることになりますが、値上げと単価アップは異なりますので、解説をしておきます。

 

簡単にできる単価アップと難しい値上げの違い

売上を上げるために、単価アップを推奨していますが、多くの方が「難しい」と言います。
もしかすると、値上げと勘違いしているのではないでしょうか?

確かに、値上げは難しいです。
例えば、SNS集客の教材を今まで10万円で提供していたところ、同じ教材を20万円に上げることは難しいはずです。内容が同じなのに、価格が倍になると、顧客は不信感を抱きます。また、横暴な商売をしているなと悪い印象を与えるかもしれません。

同じ内容なのに、価格を上げることは値上げになります。顧客からは良いイメージをもたれないので、値上げは難しいのです。

 

一方の単価アップは、値上げと異なり、商品の内容を改善したり、付け加えたりすることで、価格を上げる方法です。
先ほどの例えであれば、SNS集客の教材を10万円で販売していましたが、最新のSNSの集客手法をプラスし、さらにSNSの投稿に必要なライティング教材をプラスしてセットで20万円にすることで、価値を積み上げることができます。

これは、10万円の価値ではなく、大幅にパワーアップした教材となりますので、20万円に値上げしたとは言いません。単価を上げて、価値を上げたことになります。

 

アップセルとクロスセルで単価を上げる

商品自体を改変して、価値を上げて単価を上げる方法でも良いですが、アップセルとクロスセルの手法を使うことでも単価を上げることはできます。

 

アップセルは松竹梅の法則を利用すると良い

松竹梅の放送は参考記事をご覧下さい。

単価アップとセールスが容易になる松竹梅の法則
松竹梅はご存知かと思いますが、飲食店(日本食のお店)などで見かける 松=特上 竹=上 梅=並 ランクを付ける事で、顧客の要望に応えることができる上に、高単価化することもでき、セールスもしやすくなります。 もちろん、ランクを

 

購入者の要望に合わせて、良い商品を提供できるようにラインナップを揃えておくと良いでしょう。
ちなみに、僕も先日シェーバーを購入する時に電気屋さんの店員さんにアップセルされました(笑)
最初に購入しようと考えていたのは、松竹梅で言うと「竹」クラスの商品ですが、僕のひげ剃りの悩みをより解決できるものは、「松」にあたる商品になるそうで、結局8,000円の予算オーバーですが、理想的なシェーバーが手に入ったのです。

 

クロスセルは別の関連商品と組み合わせて単価を上げる方法

ちなみに、シェーバーの話には続きがあります。なんと、クロスセルで更に単価が上がったのです。
シェーバーのお手入れは大変なことは、かれこれ15年ほどシェーバーを使ってきて承知の上でした。でも、簡単にクリーニングができる専用の機械があるそうです。

店員さんに「シェーバーとセットでいかがですか?」と促されて購入しました。結局、当初予定していた金額の約2倍の支払いを済ませて、満足のいく商品が手に入って帰路についたのです。

このように単価アップは1人の顧客に対して、いくつか関連商品も案内して、トータルで支払って頂ける金額を上げることも大切です。

 

まとめ

いかがでしょうか。値上げと比べると、単価アップは簡単にできます。
単価アップのコツは、現在の商品で足らないところを補うことができる商品を付け加えたり、改変することです。価値を積み上げることで、単価アップをしましょう。

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