単価アップとセールスが容易になる松竹梅の法則

セールス

松竹梅はご存知かと思いますが、飲食店(日本食のお店)などで見かける

松=特上
竹=上
梅=並

ランクを付ける事で、顧客の要望に応えることができる上に、高単価化することもでき、セールスもしやすくなります。
もちろん、ランクを付ける以上は、商品価値の差をしっかりつけなければなりません。

 

購買行動では心理的に中間にあたるの竹(上)を選ぶ傾向が多い

鰻重やお寿司、なんでもよいのですが松竹梅とランクがあった場合、あなたはどれを選びますか?
ランクが違うという事は、内容が違うので松が一番良いはずですが、そこにはやはり価格も比例してしまいます。

松 3,000円
竹 2,200円
梅 1,400円

心理的には、中間の竹を選んでしまいやすいのです。
なぜなら、真ん中は無難(内容、価格的にもちょうど良い)と考えてしまいます。

 

飲食の場合は、一緒に行く相手によっては見栄をはって、松を選ぶ事もあるでしょう。
一方、梅は他人の目を気にして選びづらいのです。

 

松竹梅以外でも、洋食店であれば、A、B、Cとコースがあります。
同じようにランク分けがされており、中間のBが選ばれやすいのです。

 

よって、一番売りたい商品を中間の「竹」に持ってくる事で
売上をコントロールできるといっても過言ではありません。

 

松竹梅の法則は無形商材のコーチ、コンサルビジネスにも応用できる

もし、あなたの商品が低額のものしか無いのであれば、「松」にあたる商品を作って下さい。価格はもちろん高額で、内容はこれでもかと言うほど、価値のあるものに仕上げる必用があります。

 

そして、中間の商品である「竹」に、あなたが一番売りたい商品構成で作成して下さい。
ここも当然ながら、「梅」よりは高額にし、内容も価値のあるものにしなければなりません。

 

そして、比較的安い商品の「梅」の構成を整える。
そうする事で、簡単に高単価の商品の作成が可能なのです。

 

コンサルビジネスではクライアントの悩みを解決する事が前提にもなるため、どのランクを選んでもらっても、結果を出す必用がある事は忘れてはなりません。

 

松竹梅の法則はセールスもしやすくなる

価格を上げるためにも松竹梅の法則はオススメですが、セールスの観点でも、この法則は利用できます。
先ほどから解説している通り、中間の「竹」が売れやすくなるのも、セールスのメリットの一つです。

 

もう一つは、顧客は強くセールスされることを嫌います。買う、買わないを迫られて困った経験はありませんか?
そこで、商品にも選択肢を設けてあげると選んでもらえやすいのです。

 

店員「3つのコースであれば、どの商品が良いですか?」
顧客「3つのコースであれば、真ん中が良いです。」

 

顧客の中では、無理に選ばされたというよりも、3つの中から自ら選ぶ感覚になります。
自ら商品を選択できる=購入する

ではありませんが、顧客自ら選ぶ行動は、購買にも繋がって行く可能性が高いのです。

 

 

松竹梅セールスまとめ

松竹梅の法則を利用して、価値のある高単価商品を作成する事ができる。
販売したい商品を「竹」に持ってくると良い。

コンサルビジネスはクライアントの悩みを解決することが前提のため、「梅」の商品でも、結果を出す商品構成にする。
顧客に松竹梅の選択肢を与えて、自ら選ぶ行動を促す事で、購入に繋げて行く。

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