強いセールスをせずに商品を販売する方法3選

セールス

セールスが得意ではない方や、セールスに自信が無いなら方は、できるだけセールスをせずに済む方法を考えましょう。
難しいセールスをしなくて済む方法は容易ではありませんが、この3つができていると、少なくとも押し売りせずに売る事ができますので、1つずつ解説していきます。

 

セールスや押し売り不要で商品を販売する方法3選

1:「今すぐ客」を狙う

「今すく客」とは、今すぐにでも悩みを解決したい人です。
例を上げると、スマホの画面が故障して、操作ができる困っている人は、スマホ修理店にとって「今すぐ客」となります。故障している人に対して、修理の案内をする事で、すぐに売上に繋がるのです。

しかし、故障もしていない人に修理店の案内をしても、売上に繋がりません。同じ労力を使ったとしても、得られる結果は大きく異なるのです。

上記の話を聞くと、当然であると理解頂けるかと思いますが、コーチ、コンサル業界でもよく発生しています。頑張って営業しているのに、全く売れない原因は、相手が「今すぐ客」では無い可能性があります。

何となくダイエットできたらいいなと思っている人と、絶対に夏までに痩せたいと思っている人にダイエットコーチが営業をかけた時にどちらの方が簡単に売れるかといえば、後者の人です。しかし、前者のような人ばかりにセールスをしていては、上手くいきません。

「商品が悪いのか、、?」
「セールスが下手なのか、、?」
と、自信を無くしてしまうケースもあります。

 

できるだけ、セールスをせずに販売するなら、「今すぐ客」を狙いましょう。
今すぐ客を見分けるには、ヒアリングです。相手の現在の悩みや、どのようになりたいのかをヒアリングし、理解した上でセールスをしなければなりません。

セールスはこちらから話さなければならないと考える人が多いのですが、ヒアリングが一番重要です。まず話す前に聞くようにしましょう。

 

2:商品の価値を限りなく上げる

価格が高い、安いと感じるかは商品によります。1,000万円は高いと思いますが、もし家が1,000万円なら安いと思うでしょう。でも、その家が築50年で田舎で5坪なら高いと感じます。

価格だけでは、高い安いと判断はできません。商品があってこそ判断ができます。
そこで、提供する商品を価格以上の価値にすることで、強いセールスをしなくても「安い」「お得」と思ってもらえれば売れるのです。

人によって価値感が異なるので、相手を間違えると、いくら高価値のものでも、価値を感じてもらうことができません。よって、1番で取り上げたように、今すぐ悩みを解決したい人に価値を感じてもらえるような商品設計が必要です。

 

3:メンター(先生)ポジションを築く

信頼できる人から商品を購入したいと思いませんか?
例えば、日本のApple公式ストアで販売しているiPhoneと、某東南アジアの古い商店街で販売しているiPhoneを比べた場合、どちらから購入したいでしょうか?

同じiPhoneであっても安心できるところで購入したいと思うはずです。
これは無形の商材であれば更に強くなります。「信頼できる」「安心できる」人から買いたいと思います。友達関係でも、信頼になり得ますが、それよりも強いのはメンター(先生)ポジションです。

同じ言葉を発する場合でもメンターポジションを築いている場合と、そうで無い場合では伝わり方が異なります。「何を言うか」ではなく「誰が言うか」が重要です。

例えば、「バッティングは軽いバットが良い」という言葉をイチローが発するのと、草野球で汗をながす一般のおじさんが言うのと比べれば、伝わり方が大きく異なります。

イチローに言われたら、「やっぱりそうだったのか!」という気づきになれば、おじさんの場合、「そりゃ軽いほうが良いでしょ!」と突っ込まれるだけになりそうです。

メンターポジションになれば、セールスも比較的楽にできます。この人の商品なら信頼できる、安心できると思ってもらえれば、強いセールスは不要です。

 

まとめ

3つ取り上げましたが、どれか1つ当てはめるだけでも、セールスが上手くいきます。すべて当てはまる条件を作る事ができれば、ほぼセールスは不要と言えます。ただ、商品を案内するだけで売れるという現象が起こります。

セールステクニックを磨くよりも、まず1から3を見直して下さい。

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