上手くいかなかった時や、失敗した時
原因を追求して改善するかと思います。
「悪いところを直す」ことは当然ですが
ここには陥ってしまうワナがあります。
気をつけないと、自信をなくし、モチベーションが上がらず
改善できない負のスパイラルに入る危険があるのです。
それを回避して、自分で改善できるようにする方法をお伝えします。
自分で改善するなら前向きな質問をする
悪いところを改善するときに、ついやってしまいがちな自分への質問は
「なぜ上手く行かなかったのだろうか」
「なんであの時、あんな失敗をしたのか」
と、「なぜ」をベースに質問しています。
その質問をすると、悪いところにスポットを当ててしまい
自己否定をしてしまい、できない自分を掘り起こしてしまいます。
「○○だから失敗した」
「△△だから上手くいかない、自分はダメなやつだ」
このように考えてしまうことで
次の一歩を踏み出す勇気も損ねてしまいます。
では質問を前向きに向くようにしてみましょう。
「どうしたら良くなるのか」
「どのようにしたら、ミスが少なくなるのか」
「どうやったら、目標を達成できるのか」
このように質問をすることで、改善するための方法を考えることは当然となり
上手くいくための方法を考え、ポジティブな思考が生まれます。
ほんの少しの質問の投げ方の違いですが、変化がでます。
他者に質問するときも同様に前向きな質問をする
職場のスタッフや子どもにアドバイスするときも同じです。
失敗や上手くいっていない人に対して
「なぜ」や「なんで」と聞くと
悪い原因を掘り起こして、悪いところを認めさせて
強制させようとしてしまいます。
それよりも、
「どうしたら上手く行く?」や「どのようにしたら成功する?」と
聞くだけで、改善するための方法を自ら考えるようになります。
そして、上手くいく方法を自分で見つけることで
自ら行動するようになります。
他者にできない要因を掘り起こされて、指導されるよりも
自ら良くなるように考え、改善策を見いだした方が
行動することができ、継続することもできます。
たった少しの違いですが、
質問の仕方次第で大きく結果がかわることもあります。
前向きな質問になるように心がけてください。
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