ビジネス(起業)は勉強や練習よりも実践

マインドセット

商品やサービスを提供して、顧客の満足を得るためにも
勉強したり練習することは当然です。

勉強や練習は時間をかければその分だけ良いと考えられています。
1万時間の法則というものがあり、1万時間かけてやってきた事は
それなりに抜きん出た力がつくと言われています。

プロフェッショナルになるために1万時間かけるとすると
毎日1日に8時間勉強や練習をして、約3年半もかかります。

1日に4時間しか時間がとれないのであれば、約7年です。
そこまでの期間をかけることができますか?

 

プロフェッショナルになり、顧客に商品やサービスを提供するまでに
3年半〜7年もかけてられないのが実情ではないでしょうか。

実際に、会社に就職した際も、数週間から数ヶ月の研修で
半人前の状態でも実践に放り出されています。

これは実践において学んだ方が早く力がつくからです。
起業する際も、この考えが必要なのです。

 

10回の勉強や練習よりも1回の実践が重要

問題です。以下の場合、どちらの方が良い結果を得ることができるでしょうか。

問題1:1ヶ月後に友達とスケートに行きます。それまでに滑れるようになりたいと考えています。

パターンA:参考書を読んでスケートを勉強する。
パターンB:週に1回、スケートリンクに行き取りあえず滑ってみる。

 

 

スポーツではなくビジネスではどうでしょうか。

問題2:1ヶ月後にはセミナーを開催して商品のプレゼンをする

パターンA:参考書を見てセミナーの方法を学ぶ
パターンB:毎週2回、職場の同僚や上司に実際にプレゼンをしてフィードバックをもらい改善をしてく

 

答えは明確で、パターンBの方が確実に良い結果を得ることができます。
そもそも、参考書を見て勉強しただけでは上手くなりません。
何もしないよりかは良いかもしれませんが、実践(実践を交えた練習)をこなした
パターンBの方が上手くいきます。

 

これは実際に行うことで、ダメなところが見えてきます。
それを改善することで完璧な状態に近づきます。
また良いところも見つけることができます。
それは練習してさらに磨くこともできれば、
既に良い部分なので練習する必要がなくなります。
(悪い部分の練習に時間をさくことができます。)

 

一方、参考書で勉強しただけの場合、自分のダメなところが見えません。
また良いところも見つけることができないため改善や工夫が一切できないのです。

その結果、ダメなところはダメなままで本番を迎えてしまいます。

 

 

起業においても同じ!まずは実践が重要

起業においても同じことが言えます。
起業するために勉強することは悪いことではありません。

 

しかし、いつまでも勉強しているだけでは机上の空論のみで進歩できません。
とはいえ、いきなり会社を辞めて起業するにはハードルが高いと考えるなら、まずは副業から初めて下さい。

または、実践を交えた練習が重要です。
副業禁止となっている会社もありますが実践に近い練習(無報酬)であれば副業になりません。

そこでフィードバックをもらい改善しいく必要があります。

 

いつまでも机上の空論ばかりで起業に一歩踏み出せないのであれば
まずは実践してみて下さい。

 

できる事、でいない事が明確になれば
後は改善や磨きをかけて行く。これの繰り返しです。

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