読書にもパレートの法則を使用しています

マインドセット

今年は例年よりも多くの本を読みました。
と言っても、読書をするようになったのはここ数年です。

小さい頃は読書が嫌いでした。
漫画を見ることもほとんどなかったため、あまり本を開く習慣が全くなかったのです。

自分でビジネスを始めるようになってから、もっと多くの事を学びたいという欲求から読書をするようになったのですが、そもそも読む習慣が無かったので最初は読むのにも時間がかかりました。

今ではスラスラと読んでいるのですが、量が多い本は途中で飽きたり、流し読みになってしまうことがあります。
また、読むことに体力を使ってしまい、読むことで満足してしまいます。重要なアウトプットができないこともあります。
もっと短時間で簡単に読める方法は無いのかと考え、行き着いたのは漫画版を読むことにしたのです。

それは、パレートの法則を考えると、漫画版でも十分だと思ったのです。

 

読書はパレートの法則で考えると漫画版で十分

パレートの法則とは、別名「80:20の法則や」「ニハチの法則」とも言われています。

顧客全体の2割である優良顧客が売上の8割をあげているという法則のこと。
全ての顧客を平等に扱うのではなく、2割の優良顧客を差別化することで8割の売上が維持でき、高い費用対効果を追求できるとするもの。

パレートの法則は当初の所得分布の経験則としてだけではなく、現在では、品質管理、在庫管理、売上管理、マーケティングなどにも適用できるとされており、経済以外の自然現象や社会現象まであてはまると言われている。

たとえばマーケティングにあてはめると、「全商品の上位2割が8割の売上をあげる」、「10項目の品質向上リストのうち上位2項目を改善すれば8割の効果がある」などのように使われている。

パレートの法則は、イギリスの経済学者ヴィルフレド・パレートによって提唱された。

引用 シナジーマーケティング

 

一例としては、

•20%の蟻が80%の仕事をしている
•機械の故障の80%が20%の箇所から発生している
•所有している服の20%が普段着ている服の80%の割合を占める
•スマホの機能の20%が80%の使用時間を占める

など、経済以外の自然現象、社会現象で見られます。

 

これは本の世界でも同じでは?と考えるようになりました。
著者が本当に言いたいことは本の20%ではないのか!?

 

そこで、目を付けたのが漫画版です。
漫画版になると、絵が入るのでページ数はそのままでも
表現する箇所は限られてきます。

よって内容をしぼる必要があり、要点のみ集められていると言えます。
その要点はパレートの法則に当てはめると、20%が切り取られていると考えられます。

 

その他にも、漫画版ならストーリーで描かれているため、理解しやすい点もあり、短時間で要点のみを効率よくインプットできるといえます。

 

読むことが楽にできれば、アウトプットもはかどります。
また、要点がまとめられているので、アウトプットの効率も良いと言えます。

 

但し、漫画版の欠点が一つ。
それは、売れている有名な著書でしか漫画版が無いことです。

発売されたばかりのものや、そこまで流行していない本は漫画版がありません。
よって、漫画版が無いものは通常通り読んでいます。

 

だからこそ、漫画版が出ているものは漫画版を読むようにしています。
読書が苦手な方や、短時間で読みたい方は漫画版がおすすめですよ!

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