見えない力をビジネスで利用するシリーズ2【信念の書き換え】

マインドセット

潜在意識は現実化しますよ!
引き寄せの法則の答えは潜在意識ですよ!

 

と前回の記事で取り上げました。

 

今回はなぜ、潜在意識を変える(整える)と現実化に向かうのかを解説していきます。

まず、重要なことをお伝えしておきます。

 

それは、潜在意識の信念(ビリーフ)があなたを形成しています。

 

信念とは

正しいと信じる自分の考え。「信念を貫き通す」「固い信念」

引用 wikipedia

 

ちょっと硬い言い方ですので、思考と置き換えます。

 

行動するときは必ず思考から始まります。
または、思考の影響を受けて行動し、結果に繋がります。

 

「思考」→「行動」→「結果」

 

良い結果を導くには、何をするか、いわゆる「行動」が重要視されます。

なので、ビジネスにおいてもノウハウを得たい。やり方を学びたい!と言う方はたくさんいらっしゃいます。

 

しかし、そのやり方を学んでも、良い結果に結びついてないことってありませんか?

それは「思考」が抜けているからです。

 

例えば、新入社員が営業職に配属され、研修を受けます。
同じ研修を受けて営業の方法(行動部分、やり方、ノウハウ、テクニック)を教えたにも関わらず、結果に個人差が出ます。

 

その要因は何でしょうか。
それは「思考」が影響しています。

 

  • 営業に対する思考
  • 会社に対する思考
  • 商品に対する思考
  • 上司、同僚に対する思考

 

これらが、営業の行動部分に影響されてしまいます。

 

例えば、営業マンが

  • 提案している商品をよく思っていない。
  • この内容の商品では売れない。
  • こんなの誰も欲しいと思わないよ。

という思考で営業をしていると、いくら研修で学んだ方法(行動)をとっても、途中で諦めが入ってしまいませんか?

 

営業中に相手が眉間にシワを寄せたり、腕を組んだりする仕草を見て

「あ、商品のことをよく思っていない」
「これ以上勧めると押し売りになるんじゃないか、嫌がられるんじゃないか」

などの思考が働き、本来の営業活動の妨げになってしまい、結果売れない状況を引き寄せてしまいます。

 

 

でも真逆の思考を持っている場合、例えば

  • 商品に絶対的な自信がある
  • この商品で顧客を救える
  • みんなこの商品を欲しいと思うに違いない

 

この思考で営業をしていると、先ほどと同じように、相手がただ眉間にシワを寄せたり、腕を組んだだけでは、

 

「商品のことを良く思われてない」
「押し売りになってしまう、嫌われるんじゃないか」

などの考えは出てきません。

 

むしろ、

「眉間にシワを寄せるほど、真剣に聞いてもらえている」
「腕を組んで商品を検討している、購入しようと悩んでいるんだ」

 

と言う思いが出て、本来の営業行動はもちろんですが、さらに押しが入る可能性があります。

そうなれば、前者と違い、売れる状況を引き寄せるのです。

 

相手の態度をどのように解釈するかは、自分の「信念(思考)」によります。

相手は嫌だから眉間にシワを寄せているのではなく、もしかしたら、視力が良くないから、物を見るときに、目に力が入り、眉間にシワがよっているだけのケースだってあります。

 

出来事に対して、どのような解釈が入るかは、あなたの「信念(思考)」次第なんです。

 

 

結果を変えたければ、行動よりも信念を変えよ

もう少し詳しく説明するために図で表します。

 

例えば、先ほどの営業の続きですが、望む「結果」として月に100万円売り上げたいとします。

 

そのための「行動」としていくつかプランを出します。

  • 毎日5件は飛び込み営業をする
  • 毎日30件は電話営業する
  • SNSの更新を毎日4件は発信する
  • 見込み客リストにメール配信を毎日する
  • ブログを毎日更新して商品の良さを伝える
  • 月に2回のセミナーを開催し、40人集客する

これだけこなして100万円の売上目標を掲げます。

 

しかし、その「行動」を「感情」が妨げます。

  • めんどくさい、楽したい
  • 上手く行かなかったらどうしよう
  • 時間をかけてそんなことをするのは大変だ!やりたくない!
  • もっと簡単に100万円を売り上げる方法はないのかー?

 

などの「感情」が行動を妨げるのです。
ではビジネスにとって有利な「感情」が湧くようにするには、どうすれば良いのか。

 

それが、「信念」を書き換えることです。
先ほどの例であれば、「信念」で

  • 「頑張っても上手くいかない。僕はビジネス運が無いんだ」

 

と捉えていては、良い感情が湧きません。
その「感情」が「行動」に影響を及ぼし、それに適した「結果」を招きます。

 

この場合、結果として良い結果は得られません。

 

そうなると「結果」がまた「信念」を作ります。

 

 

「やっぱり上手く行かなかった。頑張っても意味がないんだ!」

これにより、さらに「強固な信念」が構築され、さらに「感情」→「行動」に影響を及ぼし、良くない「結果」を招きます。

 

 

上手く行かない人はこのループです。

 

 

頑張って行動を変えるべきか!?

このループから抜け出すために、取り組んでしまうのは、「行動(やり方)」を変える、学ぶ、教わるケースです。

 

もちろん、悪いことではありません。

 

しかし、月100万円の目標達成のために、やり方を学んでも、結局元のネガティブな「信念」が変わっていなければ、

 

結局マイナスの「感情」に影響されて行動が妨げられます。

 

「行動」を強制的に変えることで、良い「結果」に結びつくケースもあります。
ただし、ネガティブな信念が残っている以上は、また再発するケースもあります。

 

根っこから断ち切らないと、また芽が出てくるのと同じです。

 

 

よって、「信念」を変えることはとても大切なんです。
その「信念」の書き換えこそが、「潜在意識」の書き換えとなります。

 

また、「信念」が行動を妨げていることを、マインドブロックと言います。

 

なんとなく、潜在意識の信念を書き換えたい!

って思ってきましたか。

 

次回はちょっと頭が混乱するかもしれませんが、量子力学の観点から、なぜ潜在意識(思考)を変えると現実化するのかをお伝えしていきます。

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